山らぶ

山が好きすぎて困っています。

沢登る

ごぶさたしています。

文章はちょっとずつ書きためているのですが、はてなブログの写真アップロードの調子が悪くなかなか記事にできていません。

なんでだろうー。

 

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最近あらためて、人が山に登る動機はいろいろあるんだなあということを思い知る。

自分に自信を持ちたいがために登る人もいれば、ただただ息を吸いごはんを食べるように山を歩く人もいる。頑張ってトレーニングをして難しい山にチャレンジする人もいれば、できることを長く続けている人もいる。虚栄心のために山に登る人も功名心のために山に登る人も、下界での息苦しさを紛らわせようと登る人も嫌なことを忘れるために登る人も。人生の答えが欲しくて登る人も、征服ゲームのようにして登る人も。本能のまま欲している人も、葛藤の中素直に楽しめない人も。

 

でも、動機が不純だの純粋だの、頑張っているだの頑張っていないだの、そんなことに対して山は関わり合いにならない。

汚いも綺麗もなくって一個体の生物としてそこに居るだけになる。

だからこそ山に救われてきたし、なくてはならない存在なんだな、と、改めて感じる。

 

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このごろは沢登りにはまってしまって、沢ばかり行っています。

沢登りのいいところは、山自体が大きな生き物に見えたり全身で自然に触れている感じがしたり水に入るのが気持ちよかったり渓谷が美しったり。

というのも大きいのですが、とにかくできる工夫はなんでもしちゃうというのがとても楽しい。

「沢登り用」として用意されたものだけでは沢登りにはちっとも足りないから、何でもするのです。

ルールなんてない、従ってズルもない。とても自由で、脳みその中が晴れ晴れとします。すごく、泥臭い。

そんな感じで沢にいると、尾根を歩いているときよりもより一層、いつまでも人間がちっぽけでい続けられるような安堵の念に包まれるのです。

 

あぁ、好きだなあ。

 

人のを見て感心しているばかりじゃなくって、自分でも知恵を絞れるようになっていきたいものです。

そしたらきっとあと10倍楽しい。

楽しすぎて破裂しちゃったらどうしよう。

 

……つい長々と書いてしまった。

今週末ゴルジュに挑戦するためにあれこれ買い込んだもの、

忘れずにパッキングしなきゃ。