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山らぶ

山が好きすぎて困っています。

冬山始めラッセル祭

 

 

 

先週末は冬山始めとして五竜岳遠見尾根に行ってきました。

一緒に行ったのは、結婚式を一週間後に控えたhatch&連日深夜残業のみつお。

みんなお疲れさまで山に行かなきゃやってられない風だったので、ともかく行こう、足慣らしもしたいし、という主旨。

 

ハッチはファットスキー、私はスノーシュー、みつお氏はわかん。

この足下が後に運命の分かれ道となる。

 

平日に南岸低気圧が激突したのち、待ったなしで冬型の気圧配置となり土日ともに悪天。

行く前からわかっていたけど行けるところまででも行きたいのでとりあえず入山。

 

初日はゲレンデトップからほんの少しでいきなりのオーバーヘッドラッセル(※雪面が頭上にあるラッセル)があり、ああこりゃもうダメだ引き返すべきかと思ったところへ先行パーティーのトレースを発見。

さぞかし苦労しただろうとしみじみしながら有りがたくトレースを追わせていただく。

トレースがなければ早々と諦めて引き返していただろうなぁ。

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ファットスキーですらこの沈み具合。

 

行動開始が午後だったので、1時間半ほど歩いたところでテントを張りビーコン訓練をした。

そもそも足慣らし&練習のための山行だから訓練が優先なのさ!

(先行パーティーに追いついたからとかではないですよ決して。)

3人で3通りのペアを組み、タイムをはかりながらそれぞれ2〜3回ずつ捜索。

 

テントに帰りほっこり。

久しぶりの雪山で、整地したり水を作ったりする一つ一つがとても楽しい。 

 

夜は肉。 

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メニューは、前回好評だった塩豚のアレンジで塩豚鍋、と、豚ロースのバジルガーリックソテー(*)。

肉にテンションの上がった2人ははしゃいで写真を撮ったり雄叫びを上げたりしていたけれど、鍋の後半戦になるとおなかいっぱいになり口数も少なくなった。

いくら山に登るとは言っても2人とも少食やねんな。

人の食べる量を見積もるのって難しい。

 

食事をしている間にもしんしんと雪は降り続け、徐々にテントを圧迫していく。

寝るまでに3回雪かきをしたが1時間に30 cm近く積もる。

これは「今夜は寝かさないよ♡」って雪が言ってるんだね。わかったよ〜んもうしょうがないやつだな〜。

結局、2人の厚意で私だけ深夜のテントラッセルを免除してもらえて、冬シュラに埋もれ暖かく快適な夜を過ごした。

申し訳ない。

 

翌朝、当然トレースはきれいに埋まりもはやどこにあったかさえわからない。

hatchがスキーでラッセルトップをやってくれても、そのスキーのトレースからさらに膝〜太もも、時には胸やおでこのあたりまで沈みながらラッセルをする。

私の後ろを追うわかんのみつお氏はさらに膝まで沈んで大変そうだった。

 

ザックを背負っているともはやほとんど進めないほどに埋まってしまうのでhatchが3人分の荷物を行ったり来たりしながら運んでくれる。

場所によっては蟻地獄かっていうくらい無限に身体が沈んでゆく。

そんなこんなでhatchに申し訳ないと思いつつ久々のラッセルが楽しくてニヨニヨしていたが、後続のみつお氏はあまりのしんどさに余裕を失っていた。

 

なんとか昼過ぎにはゲレンデに到着し、ホッと一息。

もしもhatchがいなければ暗くなるまで下山できなかっただろうと思うとスキーの偉大さを感じる。というかむしろ、こういう天気の時にスキー以外で入山したらあかんな。

 

はよスキーうまくなって山で使えるようになりたい。

 

下山してみると、hatch&みつおの撮った写真はテント内で焼いた肉オンリー。2日間いたのに山の写真が一枚もなかった。

ラッセル大変だったからな。

でも、大変でよかった。冬山は大変なものだから、始まりも大変でちょうどいい。

 

冬がはじまった。

これからも僕を油断させないで!

 

 

(*)バジルガーリックソテー:豚のロース肉におろしニンニクとバジルと塩こしょうで下味をつけてオリーブオイルを軽くまぶしジップロックに入れて持って行った。油をひかずにそのまま焼いて、火が通ったら食べる。奪い合いが起きないよう人数で割れる数の肉を用意すること。