浅間山
浅間山は学生時代に調査で西側を登ったけれど、今回は峰の茶屋を起点に軽井沢側から山頂へ。
当初は東面を滑りたいねと言っていたが、雪の付きが微妙だしやっぱりスキーは怖いのでおあずけ。
冬山初心者のヒロコさんにアイゼンワークなどを教えつつのんびり登りました。
いくら風が強い山とはいえ驚くほど雪が少ない。
スキー持ってこなくてよかった。
おそらくスキーで来たらしき前日のトレースが結構あったけれど、きっと肩すかしを食らっただろうな。
慣れないアイゼンにヒロコさん真剣。
快晴無風でまるで春山。
上部はさすがにクラスト気味なので、少しルートを選びつつ稜線へ。
すごいシュカブラが発達していた。
こういうお皿ほしい。
山頂だけは強い風。
噴火口の壁がかっこよかった。
いくら火山大国九州育ちと言えど噴火口を直に覗いたことは数えるほどしかないので、なかなかの迫力にウキウキしてしまった。
いはんや他の2人をや。
(※浅間山東面・山頂は火山ガス警戒のため、立ち入りは自己責任で。)
滑落停止をしつつ下っているとソロのスキーおじさんと出会う。
おじさんが東面を滑っているのが見えたが、おそらくクラスト+岩の露出で、上部で苦戦している様子だった。
我々は陽気にかまけてのんびりと下山。
途中で雪の上にねそべったり。
体力が有り余って物足りなかったので小浅間にも寄ろうよって誘ってみたら見事に即答でNOを突きつけられてしまった。
しょぼーん。
翌日も山に登れる予定だったので、後ろ髪をだいぶ引かれつつも団体行動の原則に従う。
仕方ない。
峰の茶屋のトイレは、へんぴな場所の公衆トイレとは思えないほど綺麗で便座も温かい。極楽だ。
菅平へ戻る道すがら立ち寄った嬬恋の温泉も大変に良かった。