山らぶ

山が好きすぎて困っています。

ひっこし

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個人的なことなのだが、仕事を辞めて京都を出ることになった。

次に住む場所は、雪山の活動域にはほんのちょっと近く、沢の活動域にはこれまでとどっこいどっこいの遠さになりそう。大事なタイミングなので、というか単純に忙しいというのもあり、GW明けに一度行ったきり1ヶ月以上山へ行っていない。

昔からの友達はとっくにいなくなっているというのに、京都を離れる寂しさが思いのほか大きくて自分自身驚く。

生まれ故郷にはほとんど未練なく12歳で実家を出て、中高過ごした場所を離れるときも寂しさなど感じなかった。だから、自分には特定の土地に愛着を持つ資質がないのだと思っていた。ついこないだまで、京都は好きだけどまあ別のところに住むのもいいかなくらいの認識だった。だからこそ、転居を決断するところまではサクサクと進めていたのだ。それなのにこの、未練たらしさよ。

沢を始めてからは紀伊半島に対しても特別な気持ちを抱いている。前の私とは少し変わってきたのかも知れない。

まあ、人生の転機に伴う不安の生じやすさのようなものに引きずられている面は否めないが。

ええ、お察しの通り、こういうことを書いているってのはつまり引越しの準備が捗ってないんですよね。息抜きとして、役所へ手続きに行ってみたり寺社仏閣でお散歩してみたりしています。

・・・こういうお散歩ももうできなくなるんだなぁ。